Comment
日本と一番近くて歴史的にまだ繊細な感情を内包している中国という国。
両国間の架け橋のような存在として『再会の奈良』が届くことを願っている。
テレサ・テンの歌声に乗せられたラストシーンの矛先に、本当に出逢いたいあなたに、私たちはきっと出逢えることを信じて。
河瀨直美(『再会の奈良』エグゼクティブプロデューサー/映画監督)
この台本を最初に読んだとき、心を打たれました。
この物語は、過去の歴史からもたらされた痛み、そしてその歴史の傷跡が、今日の人々の感情にどのように影響しているかについて深く考えさせられるものです。
ジャ・ジャンクー(『再会の奈良』エグゼクティブプロデューサー/映画監督)
美しい奈良を異国の故郷の様に
中国残留孤児問題を何処かユーモアラスに描く。
ポンフェイ監督の若さと落ち着きが同居した独自の眼差し。
ツァイ・ミンリャン監督の現場を経て
ジャ・ジャンクー監督と河瀨直美監督に見守られながら本作を完成させたポンフェイ監督。
現代における"合作"の本当の意味を観せて頂きました。
次作が早くも愉しみだ。
斎藤工(俳優/映画監督)
中国から奈良に元残留孤児の娘を探しに来たお婆ちゃん。
初めての日本、言葉の通じない環境。そんな中でも物怖じせず、言葉を使わずにコミュニケーションを取る姿がとてもコミカルで観る者を和ませてくれる。
バックミュージックも相まって、そのアンバランスさが絶妙。
人を想う気持ちに国境はない。笑いと感動、優しさに包まれる作品です。
加藤雅也(俳優)
残留孤児について、そして戦争について知る意味でも多くの人々にこの映画を観ていただきたいです。
過去は変えられませんが、未来は作られます。
私たちにとっては、二度と残留孤児が生まれない、平和な世界を後世に残すことが何よりも大事ではないでしょうか!
池田澄江(NPO法人中国帰国者・日中友好の会 理事長)
中国東北部をめぐる歴史を描いたプロローグで、もう泣いてしまいました。
穏やかな描き方の中に、この時代が抱えてる淋しさが伝わってきます。
鈴木慶一さんの音楽が暖かくて…。
加藤登紀子(歌手)
エピソードの一つ一つに中国人と日本人の生活の片隅にある互いの違いや共通点を挟み、言葉で説明することもなく進むドラマ。
一言も言葉はなく、何も言わなくても気持ちは通じ合う。
老いの世代がこんな粋な世界を作っている。
渡辺祥子(映画評論家)
懐かしくて苦しくて、あたたかくて寂しくて。
散りばめられた可愛さに笑みが溢れては、この世界の独特な優しさにどこか安心をする。
そして私はこの現実を知って、これまで何もできなかった無力な自分自身にほんの少しだけ絶望してしまう。
それでも何も知らないまま歩む人生よりは、ずっと良いのです。
久保ユリカ(声優/奈良市観光大使)
奈良県の有名な場所や地名、伝統行事が出てきてすごく親近感が沸きました。
人助けのため、行動にうつすというのに国境なんて関係ない。
色んな展開が待っていますが、笑いもあり感動もありとても心温まるお話でした。
大西桃香(AKB48チーム8およびチームK 奈良県代表/奈良市観光大使)
順不同・敬称略